JR放出駅、地下鉄高井田駅より徒歩約12分、内科・循環器内科・血管外科・外科・整形外科・リハビリテーション科・皮膚科・いわさきクリニック。

内科・循環器内科・血管外科・外科・整形外科・リハビリテーション科・皮膚科

ご予約・お問い合わせ 06-6782-3132

大阪府東大阪市森河内東1-28-14

フットケア

フットケア外来について

本邦では現在、糖尿病や人工透析患者数は増加の一途をたどっており、フットケア外来を受診される症例の約9割の患者が糖尿病の既往があります。閉塞性動脈硬化症や重症虚血肢の要因は、糖尿病・高血圧・喫煙・加齢と言われており、閉塞性動脈硬化症や重症虚血肢の患者が増加傾向にあるのが現状です。足病変は、糖尿病神経障害や網膜症などの視力障害から、傷があっても気が付きにくく発見がおくれてしまうこと、血流障害により潰瘍になってしまうこと、また傷が治りづらく治癒が遅れてしまうことなどが大きな要因といわれています。また、閉塞性動脈硬化症の約65%の症例で頸動脈疾患や冠動脈疾患を併発するとの報告があり、生命予後は不良ともいわれております。閉塞性動脈硬化症による間歇性跛行は、症例によっては循環器内科で治療を完結することが可能です。しかし重症虚血肢症例に関してはそれが困難な場合があり、チーム医療(集学的医療)が重要になります。重症虚血肢および足病変に対する治療は各科の専門医が集結し、診療科の枠を超えて知識を共有し、一致団結して治療にあたることが救肢率を上げる最も重要な要因であると思われます。当院ではこの様な重症虚血肢および足病変の症例に対する治療は、循環器科・整形外科・血管外科及び担当看護師にて医療チームを作り、お互いに協力し集学的治療を行っております。歩くとふくらはぎが張る(間欠性跛行)、足に冷感・しびれがある、安静にしていても足が痛い、足に難治性の傷・潰瘍(かいよう)がある、足趾先端の壊死などの症状を自覚されましたら、すぐ当院を受診して頂けましたらと思います。

● 診察の流れ
  1. 先に診察時間内(午前9時~12時、午後5時~8時)に診察をして下さい。
    但し、緊急な場合をのぞいて診療時間内は処置を行えませんのでご了承ください。  
  2. 症状を診て、処置が必要であれば毎週木曜日(午後2時~5時)の間に予約をとります
  3. 実際に処置を行うのはこの予約診の時間になります
担当医師 循環器科医師、整形外科医師が診療を担当することにより、早期診断・ 早期治療を実践できるようにしています。
対象となる方 足にお困りがあるすべての方が対象です。
● 足病変
  • 足病変の種類はさまざまであり、主なものに下記があります。
  • a) 陥入爪、巻き爪
  • 陥入爪は爪の切り方、不適切な靴などの生活習慣が原因であることが多く、繰り返し炎症を起こします。足の爪が周囲の皮膚にくい込み、 痛みや炎症を起こし、細菌感染をおこすと爪囲炎となります。くい込んだ部分の爪を切るといったん楽になりますが、爪が再び伸びれば 痛くなり、深爪は徐々に重症化する原因となります。巻き爪は爪の両端が巻き込んだ形になる変形であり、陥入爪と併発することが多いと いわれています。当院における治療として痛みの少ないVHO、マチワイヤー法を中心に施行しています。状態に応じてガタ―法など他方法と組み合わせることも可能です。また再発予防に靴や中敷の指導、調整も行っています。

  • b) 足、爪白癬
  • 足、爪白癬の患者は靴擦れや潰瘍で容易に細菌感染を引き起こします。感染を起こすと治癒まで時間を要することも多いため、内服療法、 軟膏療法、生活指導を行い早期治療、予防に努めています。病状によっては、専門医受診を勧めることがありますのでご了承下さい。

  • c) 鶏眼、胼胝
  • 胼胝(タコ)は足の皮膚の表面(角質)が扁平に硬くなるもので、痛みはあっても軽いものです。鶏眼(ウオノメ)は小型の角質増殖で、 中央にやや透明の芯をもち、強い痛みがあります。ともに異常荷重で起こる刺激から体組織を防御しようと皮膚が硬化する、一種の防御機能です。治療としては、かみそりで削る方法や、スピール膏、外用薬など、さまざま行われていますが、基本的には自己処置ではなく医療機関での処置するのが望ましいでしょう。安易な処置により潰瘍形成、壊疽が起きている場合も少なくありません。 また鶏眼、胼胝の原因である異常荷重への対策も重要であり、何度も再発する方は中敷き(インソール)の作成をお勧め致します。

  • d) 潰瘍、壊疽
  • 糖尿病や透析患者の潰瘍は血流障害、神経障害などにより正常な傷の治癒機転が働かないため難治性潰瘍を起こしやすく、治療に難渋 するケースが多々あります。基礎疾患のコントロール状態によってはわずかな傷から潰瘍が拡大し壊疽に至ることもあるため、早期発見、 早期治療が大切です。

● 血流障害

糖尿病患者、透析患者の多くは動脈硬化の合併を認めるとされています。これらは自覚症状がないうちに進行し皮膚病変を契機に見つかることもあります。当院では初診時、主要血管の触診、ABPIを併せて行い、診察、検査で明らかな異常所見を認めた場合は病状に応じて関連病院と連携して適切な治療を行います。

● 神経障害

神経障害は足病変の発生、悪化に関与しています。特に糖尿病では神経障害を来たすことが知られており、感覚神経、運動神経、自律神経を損傷しさまざまな症状を呈します。それらを適切に評価し、初期診断することが非常に大切です。

最後に明らかな症状のない方でもご年配の患者さんや、糖尿病や透析中の患者さんは自律神経障害などの影響も重なり常にドライスキンです。 ドライスキンはバリア機能を低下させるため二次感染を伴いやすくなります。足の痛み等生じるようになると歩行障害を来たし、ひどい場合には下肢全体の働きを低下させ、高齢者では転倒の原因なるともいわれています。ご自分の足でずっと歩けるように、 ぜひフットケアに興味をもち、早期の対応を心掛けるようにしましょう。

受診時のご注意
はじめてフットケア外来を受診される患者さん、または、病状悪化し受診される患者さんは、診察前に患者さんの状態に応じた検査をさせていただきます。検査および検査結果が出るまでに時間がかかりますので、お時間には十分に余裕を持ってきていただけるようにお願いいたします。13:30に受付していただいた患者さんも帰宅時間が17時を過ぎる場合もありますので、あらかじめご了承ください。

ページトップへ